2024/2/19

キャラバン GRANDプレミアムGX 4WD ディーゼル 防振/防音/断熱


最近施工比率が非常に多い「防振・防音・断熱」加工!

弊社では「防振・防音・断熱」加工をひとくくりにはせず

「防振・防音」

「防音・断熱」

と2つに分けて考え更に4工程で施工します。


1.「防振・制振」制振シート加工(制振材レジェトレックスガラスクロスタイプD-350施工)

2.「防振・制振」シーリング加工(シーリング材を注入)

3.「防音・断熱」エプトシーラー施工(動かない空気の層「デッドエアスペース」)

4.「防音・断熱」吸音断熱材施工(軽量高吸音材サウンドブロック施工)



吸音断熱材(サウンドブロック)を貼る前にボディと吸音断熱材の間に空気の層を作り防音断熱効果を高め結露防止の為に、エプトシーラーを貼ります。

熱の伝導率が低い空気の層は断熱材の役目も大きくはたします。

結露した時の耐水性が強く、防振性能を高める為にもエプトシーラーを採用しています。



吸音断熱材サウンドブロックは自動車メーカーでも使用している信頼性の高い、難燃性規格にも合格している吸音フェルト材で、従来の極細繊維使用品のさらに2分の1程度の極細繊維を3次元的に制御し積層させた軽量高吸音材です。

防音断熱材と特殊紙(通気シート)を貼り合せてあり、空気は通して水分は通さない特殊紙(通気シート)付きで結露等にも強い素材で、従来の吸音部材の半分の重量で同等の吸音効果を発揮します。




断熱のPOINT!!

「デッドエア スペース」

地球上で最も優れた断熱材は「空気」と言われていますが、その空気を動かさない空間「デッドエア スペース」を作り断熱効果を高めています。身近で解りやすく説明すると「ダウンジャケット」と同じ考えで、ダウン(羽毛)に沢山の空気を含ませて、その空気をなかなか逃がさないようにして、断熱・蓄熱効果を高めています。

動かない空気の層「デッドエアスペース」が防音、断熱、結露、に対して効果を格段に高めます。



難燃性規格(FMVSS No.302)に合格しています。

1000〜5000Hz(車の騒音など)付近の周波数で非常に高い吸音効果を発揮します。

従来の吸音部材の半分の重量で同等の吸音効果を発揮します。(厚みでは2/3程度コンパクト化できます。)

軽量かつ保温性に優れているため、車内の冷暖房効率を高めます。


「防振・防音・断熱」加工は、使用している材料だけじゃなく、施工方法や考え方にこだわって施工しています。


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