2024/2/24
POWERTITE 正弦波インバーター 600W 12V FI-S603-12VDC
POWERTITE 正弦波インバーター 600W 12V FI-S603-12VDC ¥81,257(税込)
連続出力:600W
システム電圧:DC 12V系
直流入力範囲:DC 10.5V – 15V
出力電圧:100VAC
出力周波数:50/60Hz
出力波形:正弦波
寸法 (約)(W x H x D):180 x 72 x 273mm
重量 (約):2.5kg
※掲載している写真や図はイメージで、実際の車種、商品とは仕様が異なる場合があります。
インバーター(12V→100V)を使用する際の注意点!
インバーターで使用できる電力等をご紹介しましたが、サブバッテリーを取付してインバーターを使用するにあたって注意しなければならない点があります。それは「待機電流」です。
待機電流とは?
(※インバーターのスイッチがONになっている状態で)インバーターに100V電気製品が接続されていなくても(接続されている電気製品の電源の切れている状態でも)インバーターが待機している状態で消費する電流のことです。
インバーターメーカーの規格表にも「待機電流」が明記されています。
POWERTITE サイン波インバーター FI-S603A 12V 600W
「待機電流 0.8A」
インバーターの電源がONになっていると電気製品を使用していなくても上記の電流が流れて消費していることになります。
例えば…
サブバッテリーシステムで一番スタンダードな「105A サブバッテリー」+「600W インバーター」を取付けた際に、インバーターの電源をONにした状態で「待機電流」がどのくらいサブバッテリーを消費させるのか計算してみます。
105A サブバッテリー
実際にはバッテリーを満充電されて、その電気をフルに使い切る事はまず不可能なので計算値の目安としては正規容量105Ahの80%位をロスとして考えてみます…
105A×80%=「84A」
600W インバーター
POWERTITE サイン波インバーター FI-S603A 12V 600W 規格表に「待機電流 0.8A」と記載されていますので…
「84A(サブバッテリー)」÷「0.8A(待機電流)」=「105時間」
【結果】
100V電気製品を何も使用していなくてもインバーターのスイッチをONにした状態にしておくと
「約4日間」
でサブバッテリーの電気を使い果たしてしまいます。
100V電気製品を使わない際は必ずインバーターのスイッチをOFFにしましょう!
外出先や車中泊でサブバッテリーを使用する際は事前にサブバッテリーの電圧を確かめて、使用する前に「サブバッテリー充電器 100Vバッテリーチャージャー」等で満充電にしてから使用することをお勧めします。
※実際は使用時の車内温度や使用年数でバッテリー性能も変わり、インバーターの待機電流の変化なども考えられるので、あくまでもご参考程度までに。
極めて耐久性の高いソリッド・ステートの使用により、高い信頼性のまま長期にわたりご使用できます。ソリッドステートとは個体自身の電子現象を使用した回路や装置のことで、トランジスタやダイオード、ICなどがそれにあたります。